導入事例

女性のキャリア形成に必要な様々な引き出しがある

不動産流通事業を中心に、新築受託販売事業、保険代理店事業、不動産情報サイト「ノムコム」の運営等幅広い不動産関連ビジネスを手がける野村不動産アーバンネット幹部式会社。同社では、2014年に「人事部内にダイバーシティ推進課」を新設し、①ワークライフバランス、②仕事と育児・介護の両立支援、③人材育成・多様な人材の活躍を掲げ、各種の制度や研修に取り組んでこられました。サクセスボードでは、同社の女性社員の活躍の分野に手取組みの当初より「キャリアデザイン研修」を実施しております。そのねらいや効果などについて同社人事部 ダイバーシティ推進課 課長・三村定次郎様にお話を伺いました。

野村不動産アーバンネット株式会社

部署名人事部ダイバーシティ推進課
課長三村定次郎さん(右)
   小室真亜子さん(左)
女性活躍への取り組みと課題について教えてください。
当社では、出産や育児などライフステージの影響を受けやすい女性社員が働き続けるためには、自分のキャリアを自ら考え、切り開いていくことが必要と考え、そのためのキャリアデザイン研修や、女性社員の座談会などを実施することで、キャリア形成支援を行っています。
会社の中核を成す営業部門において、仕事と子育てを両立しながら仕事を続ける方も増え始めておりますが、まだ人数が少ないのが現状です。そのような中、若手の女性の後輩の皆さんにそういった具体的事例をお伝えしたり、先輩の生の声を聞く機会を研修と一緒に設けることで、不安の解消を図り、働く上で様々な制度や選択肢があることを知っていただきたいと思っています。
こうした取り組みを続け女性が長く働く土台がしっかりとできることで、自然とリーダー職に挑戦し、責任ある立場でやりがいを持って働く方が増えると考えておりますし、実際に次々とリーダークラスの女性達が生まれ始めています。
サクセスボードにご依頼いただいております「キャリアデザイン研修」の企画にあたり目指したものはなんでしょうか?
女性活躍推進の一環として、一昨年より総合職の女性社員に向けたキャリア研修を実施しております。2017年度は新卒2年次と、4~6年次のクラスに分け、それぞれ世代の悩みの特徴に合わせた内容を設定しました。いずれも女性社員が長く活き活きと働くためのキャリアデザインを描いていただくことを目的としています。
まず、新卒2年次の研修では、「女性のキャリア」について学ぶ初めての機会ということもあり、キャリアデザインの基礎的なお話やこれからやってくるライフイベントと仕事とのバランスの取り方について考えていただきました。また、ダイバーシティ推進課からは、会社の産休育休制度や利用状況といった両立支援の紹介もしました。これに加え営業の第一線で活躍する先輩社員のお話なども盛り込み、受講生が具体的に将来を考えていけるための情報提供を意図しています。研修内容としては、カードを使ったワークや、未来の自分を想像してコラージュを作成するワークなど、楽しみながら自然と未来のキャリアについて考察が深まるような構成が好評を得ています。
また、4~6年次のクラスについては、2年前にもサクセスボードさんでキャリアデザインの基礎的な研修を実施しておりますが、今年度はその時に作成したアクションプランシートを振り返りながらのフォローアップに加え、より未来に向けて力強く課題解決していけるよう“ワンランク上のビジネスパーソン”としてのスキル提供も企画の目玉にしています。
一つは逆境から立ち直る力、精神的な打たれ強さを養う『レジリエンス』について学ぶこと、もう一つは脳科学の観点から男女のコミュニケーションの特性を学ぶ『男女脳差理解によるダイバーシティ・コミュニケーション』の講座や演習も取り入れ、多面的な力を身に着け自律的にキャリア形成ができる力をつけていただくことを目指しました。
こちらのクラスでは、産休・育休を経て復帰された2名の先輩社員を招いて、20代後半から30代にかけて、ライフイベントを経ながらキャリアがどう展開していくのか、藤崎講師も交えたパネルディスカッションがとても盛り上がり、受講生も一生懸命質問していた姿が印象的です。
研修の成果やご感想はいかがでしょうか?
サクセスボードさんとは2015年より3期にわたり、女性向けのキャリアデザイン研修をお願いしていますので、当社の状況や受講生の特徴を踏まえて研修を進めていただいております。受講生の年次ごとの特徴や変化などをフィードバックしていただけることも研修企画の材料になっています。
特に今年度について、新卒2年目では、キャリアについて初めてしっかりと向き合う良い機会になったという感想が多く見られ、定期的にこうした機会をもちたいというお声も上がっています。また事後課題では、ほとんどの受講生がしっかりとした5年後までの目標を書くことができ、研修内容が理解され、モチベーションがアップしていることを感じます。
また、4~6年次のクラスの男女脳講座では、興味深く講義を聞き、ケーススタディなどのワークも男女の脳の特徴を踏まえたディスカッションが非常に盛り上がりました。普段の上司との会話やお客様とのやりとりでも思い当たる話がいくつもあったようで、アンケートで印象に残った言葉として「男女脳」が多数あがりました。講義を聞いて今までの問題がクリアになったとのコメントも見られ、研修の効果を実感しています。
このように単なるキャリアデザインにとどまらず、女性のキャリア形成に必要な様々な引出しがあることがサクセスボードさんの魅力の一つですね。今後も当社に合わせた企画を一緒に考えていただけるパートナーとして期待しています。

広い空にいつも中心軸として動かない北極星。自分のキャリアの軸となる重要な価値観・スキル・経験・想いなどを再発見し、長い職業人生をどう発展させたいか考えることを目指します。
『ポール・スター研修シリーズ』は、ライフイベントをふまえた女性のためのキャリアデザインを目的としています。

キャリアデザイン『ポール・スター研修』