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女性活躍を制すものがダイバーシティを制す!

Woman’s Career事業は、今年でちょうど10周年を迎え、その記念として、
この10年間の女性活躍についての流れを何か形に残しておきたい!という想い
から、HRサミットさんに久しぶりに参加させていただきます。

 10年前、2012年のHR領域では、まだ「ダイバーシティ」はもちろん「女性活躍」という
言葉さえほとんど浸透しておらず、その後2016年の女性活躍推進法施行でやっと人材開発の
領域に女性活躍をテーマとするサービスが形成されていきました。

 これは現場感覚での数字ですが、「女性活躍」という概念を組織に浸透させようと
思うと、たいだい5年くらいかかると思います。ですので5年前から積極的に女性活躍を
すすめてきた企業様ではやっと芽が出始めたのではないでしょうか。

 「芽が出る」というのは、女性社員の生き方、働き方の”当たり前”が変わること
という感覚だと思ってください。

 先日、私が6年間毎年継続して「仕事と育児の両立研修」を担当させていただいている
企業様で、6年目にして初めて、女性の参加者を男性の参加者が上回り、関係の皆様と
感無量な気持ちを共有させていただきました。毎年公募形式で参加者を募集しておりますので
社員の皆様の意識がダイレクトに反映されます。まさに、組織風土が変わった「芽が出る」
瞬間を感じました。

 この10年の歴史の中で、「女性活躍」はその領域を広げ、企業のダイバーシティ戦略
いわゆるD&I(Diversity and Inclusion)へと発展し、多様な属性の社員に対して価値観を
広げ働く環境の整備へのニーズが高まっていきました。

 そして、昨今ではさらに、Equity を加えたDEI(Diversity, Equity and Inclusion)
を掲げることで、多様な人材を包括できる組織づくりにとどまらず、公平性の担保までを
目指して、各企業様のダイバーシティ推進ご担当部門が、DEI部門と名称を変えたり、
SDGsの観点からサスティナビリティ部門の一環へと進化している企業もあります。

 しかし、日本で主にダイバーシティの原点となった「女性活躍」ですら、まだ発展途上
の企業様も多いのではないでしょうか。まずは丁寧に「女性活躍」からその一歩を固めて
いただくと、先ほどの両立研修の事例のように、他の属性の社員にもその風土が波及して
いくものと思われます。

 私は、多様な価値観を受け入れ共に成長・発展するという実感を持つことがそれ以外の
多様性への適応力を上げる、と常々考えており、今回の講演にはそんな想いをこめ
『女性活躍を制すものがダイバーシティを制す!』というタイトルにしました。
 
 余談ですが、実は上記のタイトルは私の好きな漫画スラムダンクの名言
『リバウンドを制する者はゲームを制す!』にちなんでおりまして、世代を感じる
セリフでありますが、覚えやすく心に残ってもらえるとありがたいです。

 こちらのセミナーは動画によるストリーミング配信となりまして、まだお席が
若干残っておりますので、ご興味ある方は是非ご覧ください。
※予定が合わない方も、9月下旬よりアーカイブ配信もあります!
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13C-6 9/13(火)14:40 – 15:30
女性活躍を制すものがダイバーシティを制す!
~変革の10年を振り返り、変化の兆しをつかむ~

タイムテーブル・お申込みはこちら
https://www.hrpro.co.jp/hrsummit/2022/timetable.php
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